兵庫・京都は都道府県版GoToを再開へ　一方、大阪は「リスク高い」と再開せず　まん延防止解除で観光は

春の行楽シーズン目前。政府や自治体の、観光支援策も気になるところです。
まん延防止の解除に合わせ、兵庫県では、県民限定の旅行割引キャンペーンを3月22日から再開すると発表しました。
ワクチンの2回接種、または検査で陰性であることを条件に、旅行代金を1日あたり最大5000円割り引きます。

【兵庫県　荒木一聡副知事】
「いろんなところに気をつかいながら、最大限の努力をしながら、安全安心な方向に向かって、みんなで行動していく」

おとなりの京都でも…

【京都府　西脇隆俊知事】
「われわれも22日から段階的に府民割は再開したいと思っています」

こうした、いわゆる都道府県版のGoToトラベル、『県民割』について、岸田首相はその対象を拡大すると発表しています。

【岸文雄田首相】
「県民割について関係団体との合意を前提に4月1日から地域ブロックへと拡大いたします」

4月1日からは関東や近畿など地域ブロックごとに、県境をまたぐ旅行の代金を割引する方針です。

また、全国版のGoToトラベルについても、適切な時期に再開出来るよう検討するとしています。

こうした動きに対し観光地からも期待の声が…

【嵐山商店街　石川恵介会長】
「桜の時期に間に合ったというか、これまで観光地でお買い物をしてはいけないみたいな雰囲気があったけども、買い物しましょうねというひと押しは心のハードルをとってくれますのでね、是非是非実施してほしいとおもってます」

一方、大阪府は、年度替わりで県民割などを再開させないとしています。

【大阪府　吉村知事】
「大阪府として県民割、大阪いらっしゃいキャンペーンを年度替わりに、再開することはやりません」
「ちょっと申し訳ないけど、年度替わりで非常にリスクの高いとところは避けさせてくださいというのが僕の考え方です」

カンテレ「報道ランナー」2022年3月18日放送
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