「野球部が特別扱いになっていた」　大阪偕星学園が謝罪　GoToトラベル給付金の詐欺容疑で元監督逮捕

GoToトラベルの給付金をだまし取った疑いで、大阪市の高校の野球部の元監督らが逮捕された事件で、高校が会見を開き謝罪しました。

【大阪偕星学園高校・梶本秀二校長】
「（関係する）すべての方にお詫び申し上げます。まことに申し訳ありませんでした」

大阪偕星学園高校をめぐっては、野球部の元監督山本セキ容疑者（53）らがおととし、野球部の合宿の宿泊費を偽って申請し「GoToトラベル」の給付金約80万円をだまし取った疑いで、1月12日に逮捕されました。

逮捕を受けて学校は会見を開き、「2015年の甲子園出場を機に、野球部が特別扱いになり、ブラックボックスになっていた」と説明し、謝罪しました。

山本容疑者は、学校に申告せず合宿を繰り返していたことが分かっていて、学校は再発防止のため、生徒への匿名アンケートなどで部活動の実態を把握するとしています。

カンテレ「報道ランナー」2022年1月20日放送
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